老猫になると、便秘に悩む飼い主さんは多いです。「トイレに行く回数が減った」「硬い便が出るようになった」と気になりませんか?
便秘は放置すると、食欲不振や嘔吐など、他の体調不良につながることがあります。
本記事では、老猫の便秘の原因と家庭でできるケア、受診の目安まで詳しく解説します。
日常生活でできる工夫も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「老猫の体調トラブルは便秘だけではありません。食欲不振や下痢もよく見られます 👉 老猫がご飯を食べないときの原因と食欲アップの工夫 ・ 老猫の下痢|原因と家庭でできるケア も参考にしてください。」

老猫に便秘が起こる主な原因
1️⃣ 腸の運動低下
加齢により腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が弱くなり、便が腸内に長く滞留することがあります。
- 便が硬くなる
- 排便回数が減る
- 食欲低下や体調不良につながることも
2️⃣ 水分不足
老猫は若い頃より水を飲む量が減ることがあります。
- 尿が濃くなり便も硬くなる
- ウェットフードをあまり食べないと便秘が悪化
3️⃣ トイレ環境の不快感
- トイレが汚れている
- 段差が高くて出入りがしにくい
- 騒がしい場所に置かれている
こうした環境要因も、便秘の原因になります。
4️⃣ 病気や体調の影響
- 腎臓病や甲状腺疾患:便秘を引き起こすことがあります
- 筋力低下:排便のために必要な腹筋の力が弱くなる
- 薬の副作用:特に利尿剤や鎮痛薬など
便秘が慢性的に続く場合は、病気の可能性もあるため注意が必要です。
「食欲不振や下痢など、消化器の不調が重なっている場合もあります。詳しくは 👉 老猫がご飯を食べないときの工夫 や 老猫の下痢ケア をチェックしてみてください。」
家庭でできる便秘対策
1️⃣ 食事の工夫
- 水分を多く含むウェットフード を取り入れる
- 食物繊維が豊富なフード で腸内環境を整える
- 少量を複数回に分けて与え、消化を助ける
- 食べやすい大きさにカットして与える
2️⃣ サプリや整腸剤の活用

- 乳酸菌サプリやオリゴ糖で腸内フローラをサポート
- 必要に応じて獣医師と相談して便を柔らかくする薬を使用
3️⃣ トイレ環境の工夫

- 段差の低いトイレを設置し、出入りしやすくする
- トイレは常に清潔に保つ
- 複数のトイレを置いて選択肢を増やす
- 静かで落ち着ける場所に置く
4️⃣ 運動で腸の動きを促す
- 軽い遊びや短時間の運動で腸の蠕動運動を刺激
- 室内でキャットタワーやおもちゃを活用
便秘のときに注意したサイン
- 3日以上便が出ない
- 嘔吐やぐったりした様子
- 血便や異常な色の便
- 食欲がなくなる
こうした場合は自己判断せず、早めに獣医師に相談してください。
便秘予防の生活習慣
- 食事管理:ウェットフードや食物繊維を定期的に取り入れる
- 水分補給:給水器やウェットフードでこまめに補給
- 運動:軽い遊びで腸を動かす
- ストレス管理:安心できる環境で排泄をさせる
小さな工夫でも、便秘を防ぐ効果は大きく、老猫の生活の質を向上させます。
まとめ
老猫の便秘は、腸の運動低下・水分不足・トイレ環境・体調や病気など、さまざまな原因で起こります。
家庭でできる食事・サプリ・トイレ環境・運動の工夫で便通をサポートし、症状が続く場合は獣医師に相談することが大切です。
小さな変化に気づき、日々のケアで愛猫の健康を守ってあげましょう。
さらに詳しい老猫の体調トラブル対策はまとめ記事もチェック → [老猫によくある体調トラブルまとめ]



