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シニア猫の留守番は何日まで大丈夫?9歳みいちゃんと私が学んだこと

窓辺の縁側でうとうとするシニア猫みいちゃん 猫の留守番

旅行の計画を立てるたびに、頭の片隅にみいちゃんのことがよぎります。

「ご飯は足りるかな」「水は飲めてるかな」「もし何かあったら」——。楽しいはずの旅先でも、ふとしたときに不安がこみ上げてくる。同じ気持ちになったことはありませんか?

猫は犬と違って「留守番が得意」と言われます。でも、それはあくまで若くて健康な猫の話。シニア期に入ったとたん、同じ感覚でいると後悔することがあります。

私自身、シニアになったみいちゃんを通じて、それを痛感する出来事がありました。


シニア猫の留守番、何日まで大丈夫?

結論から言うと、シニア猫の一人留守番は1泊2日が現実的な上限、と私は考えています。

一般的に猫は「2〜3日なら留守番できる」と言われることもありますが、それは健康な成猫の話。シニア猫(7歳以上、特に10歳以上)は次のような理由から、同じ基準では考えられません。

  • 水分摂取量が落ちやすく、脱水リスクが上がる
  • 体温調節が苦手になり、夏・冬の室温管理が重要になる
  • 腎臓・心臓などの疾患が出やすく、急変が起きやすい
  • 認知機能の低下が始まると、不安感が強くなる

若いころは「2泊くらい平気」だった子も、シニア期に入ってからは別の話。年齢だけでなく、その子の健康状態によって限界日数は変わります。

かかりつけの獣医師に「この子の今の状態で、何泊なら留守番できそうですか?」と直接聞いてみるのが、一番確実な答えです。


ペットホテルに「2泊は預かれない」と言われた日のこと

nyankyu expressで遊ぶシニア猫みいちゃん

みいちゃんが8歳になってすぐのことでした。

それまでずっとお世話になっていたペットホテル「coo&riku」に、いつものように連絡を入れたんです。2泊3日の旅行を計画していて、預かってもらえるか確認しようと思って。

そうしたら、「シニア猫になられたので、2泊はお預かりが難しい状況です」と言われました。

ドキッとしました。

頭では「8歳はシニア期」とわかっていたつもりでした。でも、プロのペットホテルスタッフに「預かれない」と言われたことで、初めて本当の意味でそれを実感したんです。

「何かあったときに、責任が取れない」——きっとそういう判断をしてくださったんだと思います。お店側が断るほどのリスクがある、ということ。それが正直、怖かった。

それからは、「家を空けたくない」という気持ちが強くなりました。旅行の計画を立てるたびに、一瞬ためらう自分がいます。


シニア猫の留守番が、若い猫より怖い理由

あの日から、私はシニア猫の留守番リスクをちゃんと調べるようにしました。気になった方のために、ポイントをまとめておきます。

水が飲めなくなると、あっという間に危険な状態に

猫はもともと水をあまり飲まない動物ですが、シニアになると腎臓への負担が増えます。脱水が進むと、腎不全を悪化させることも。

私がみいちゃんを一人にするとき、水をいつもみいちゃんがいる場所に3か所置いていくのはこのためです。大きなボウル、中くらいのボウル、いつもの水入れ——どれかひとつでも飲んでくれれば、という気持ちで。

室温の変化に弱くなる

若い猫は多少の気温変化を体で調整できますが、シニアになるとその力が落ちます。夏なら熱中症、冬なら低体温。エアコンを切って出かけることは、もう選択肢にありません。

「いつもと違う」に気づけない

一番怖いのは、異変に気づけないことです。食欲がない、水を飲んでいない、トイレに行けていない——これが半日以上続いていても、留守中は誰にもわかりません。

だから私は、みてるちゃんで仕事中も様子を確認しています。

スマートフォンからリアルタイムで映像が見られるので、「ちゃんとご飯食べたかな」「水飲んでるかな」が外出先から確認できます。みいちゃんがいつもの場所でくつろいでいる姿が見えるだけで、ふっと肩の力が抜けるんです。

留守中の異変に気づけない不安を解消してくれたのが、
見守りカメラでした。みいちゃんとカメラを選ぶ
までの経緯を、正直に書いています。

→ 猫の見守りカメラ、必要かな?シニア猫と暮らす
共働き主婦が「今すぐ準備しようと思った理由」を
正直に話します


1人でお留守番させるときの、私の準備リスト

1泊程度ならお留守番をお願いすることもあります。そのときに必ずやっていることをまとめました。

【水まわり】

  • 水を3か所に置く(大・中・いつもの水入れ)
  • 自動給水器をセットしておく
留守番中の猫のために水を3か所に置いた様子

【ご飯まわり】

  • 2食分を2か所に分けて置く
  • 自動給餌器に残りのご飯をセット

自動給餌器は「ご飯をあげる」だけじゃなく、
「ちゃんと食べたか確認できる」のが大事だと
気づきました。

→ シニア猫の独り留守番に罪悪感を抱くあなたへ。
O-Sitter(オーシッター)実機レビュー

【環境まわり】

  • エアコンはタイマーではなく、つけっぱなし
  • みてるちゃんで見守り設定をオン
  • カーテンを少し開けて、昼間に光が入るようにする

【安全まわり】

  • キッチンの扉を閉める
  • 洗濯機・浴槽のふたを閉める
  • 落ちそうなものをテーブルから片付ける

これだけ準備しても、帰るまで不安は消えません。でも「できることは全部やった」と思えることで、少しだけ心が楽になります。


それでも不安なとき——預け先の選び方

安心して猫を預けられるペットホテルのイメージ
画像はイメージです。私が利用しているペットホテルではありません。

2泊以上家を空けるときは、今は佐世保にある有限会社ドリーム有福本店の高級ペットホテルにお願いしています。

ここを選んだいちばんの理由は、社員寮の1階で預かってくれるという環境です。

「施設に預ける」というより、「人が常にいる場所に一緒にいてもらう」という感覚に近くて。何かあったときにすぐ気づいてもらえる、という安心感が、料金が少し割高でも選ぶ理由になりました。

シニア猫の預け先を選ぶとき、私が気にするポイントはこの3つです。

  1. シニア猫の受け入れ実績があるか(年齢や持病について事前に相談できるか)
  2. 人の目が行き届いているか(夜間も誰かがいるか)
  3. 緊急時の対応方針があるか(近くに提携の動物病院があるか)

電話やメールで問い合わせるとき、この3点を聞いてみると、お店の姿勢が見えてきます。

猫専用のペットホテルという選択肢もあります。
完全個室で猫だけの静かな環境で預かってもらえるので、
環境の変化が苦手なシニア猫にも向いています。

猫をペットホテルに預けるなら?選び方と料金相場を解説

ペットシッターという選択肢も

「自分のお家で過ごさせてあげたい」という方には、ペットシッターも検討する価値があります。慣れた環境で過ごせるので、環境の変化が苦手なシニア猫には向いていることも多いです。

初めて使う場合は、旅行前に一度「お試し訪問」をお願いして、猫との相性を確認しておくと安心です。

ペットシッターの料金や訪問回数の目安、
初めてだと分からないことが多いですよね。
シニア猫向けに選び方をまとめた記事が
あるので、参考にしてみてください。

→ シニア猫のお留守番が不安な方へ|
ペットシッターの料金・日数の目安と
安心できる選び方【セワクル】


まとめ|後悔しないために、できることを全部やっておく

「出来ることを全部しておきたい」——coo&rikuに断られた日から、私のシニア猫との向き合い方が変わりました。

完璧な準備なんてないし、何があるかはわかりません。でも、帰ってきてみいちゃんの顔を見るまでの不安を「やれることはやった」という気持ちで少し和らげることはできる。

それだけでも、旅先で少しだけ笑えるようになります。

旅行前の準備をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

猫を留守番させる方法|旅行前にやるべき準備と安心対策まとめ

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