こんにちは♪
毎日仕事を頑張りながら、6歳のキジトラミックスの女の子(うちの子は名前を呼ぶとシッポだけ面倒くさそうにパタパタと振るタイプ…笑)と過ごす、共働き夫婦の皆さんへ。
今日はちょっと真面目なお話です。
「キャットフードが雑貨扱い」 って、なんだか違和感を感じませんか?
私も最初は、「え?食品じゃないの?」って思ったんです。
でも、調べてみると…驚きの事実が!
実は、キャットフードが雑貨扱いになる理由には、法律のカラクリとガイドラインの緩さが関係しているんです。
なぜキャットフードは「食品」じゃなく「雑貨」なの?
ポイントは、日本の法律が「人間用」と「動物用」を明確に区別していることにあります。
現在、キャットフードやドッグフードは 「飼料(しりょう)」 というカテゴリーに分類されています。
この分類を定めているのが、「飼料安全法」 という法律です。
✅ 人間用の食品 → 食品衛生法で規定(消費税8%)
✅ ペット用フード → 飼料安全法で規定(消費税10%)
「飼料」とは本来、家畜や家禽・かきん(鶏など)のためのエサを指す言葉なんですよね。
でも、キャットフードやドッグフードも 「ペット用の飼料」 というグループに入っているので、法律上は「雑貨」として扱われているんです。
【意外な盲点】キャットフードの基準は「食品レベル」じゃない?
ここで驚くのが、キャットフードの品質や安全基準って 「人間の食品レベル」には遠く及ばない という事実…。
実際、ペットフードの安全基準を管理しているのは、
✅ 農林水産省
✅ 環境省
この2つの省庁なんですが、人間の食品みたいに細かい規制はありません。
たとえば、
🐾 使用できる原材料の制限が緩い → 人間用には使えない副産物が含まれることも。
🐾 添加物の規制も甘め → 保存料や着色料の基準は人間用食品とは異なる。
さらに、法律上の管理が「雑貨」扱いだから、製造過程のチェック体制も人間の食品ほど厳しくはないんです。

【盲点】ペットフードの表示義務もゆるい!
キャットフードを買うとき、パッケージの裏側に成分表示が載っていますよね?
でも、実はその表示内容にも落とし穴があるんです。
✅ 人間用食品の表示義務 → 使用原材料、添加物、栄養成分の詳細まで明記が必須
✅ キャットフードの表示義務 → 主成分と最低限の保証成分だけ
「え、これだけで大丈夫?」と心配になるくらい、情報の開示レベルが低いんですよね💧
たとえば、「肉類」 って書かれているだけで、
・何の動物の肉か?
・どの部位を使っているのか?
この辺りは一切明記されていません。
「雑貨扱い」だからこそ、こうした表示の甘さも許されているんです。
ここで登場!「ヒューマングレード」って何?
「雑貨扱い」という事実を知ると、
「じゃあ、少しでも安全なフードを選ぶにはどうしたらいいの?」って思いますよね。
そこで注目したいのが、最近よく耳にする**「ヒューマングレード」** という言葉です。
✅ ヒューマングレードとは?
簡単にいうと、「人間が食べられるレベルの原材料で作られたペットフード」 のことです。
原材料だけでなく、
・製造過程
・衛生管理
・品質チェック
これらも 「人間用の食品と同じ基準」 で管理されているフードのことを指します。
【要注意】「ヒューマングレード」には法律上の基準がない!
でも、ここで注意したいのは、実は日本には**「ヒューマングレード」に関する法律上の明確な基準がない**ということ。
そう、「ヒューマングレード」と書かれていても、実際にどのレベルまで安全なのかは保証されていないんです。
✅ 人間が食べられるレベルの原材料使用? → YES!
✅ 製造工程も人間用レベル? → 実はココが曖昧…
一部のプレミアムフードは、
・人間用の食品工場と同じ施設で製造
・厳格な衛生基準で管理
…といった高レベルの品質管理を行っていますが、
そうでない場合も多いんです。

【盲点】ヒューマングレード=無添加ではない!
「ヒューマングレード」と聞くと、なんとなく**「無添加・自然派」** ってイメージを持ちがちですが、
✅ ヒューマングレード=無添加ではない
という点も大切なポイント。
添加物の種類や量、保存料の有無などは、ヒューマングレードかどうかとは別の話なんです。
だからこそ、原材料表示や成分表をしっかりチェックするクセが大切ですね。
【海外との違い】ヒューマングレードの基準が厳しい国もある
ちなみに、アメリカでは**「ヒューマングレード」** に関して、AAFCO(米国飼料検査官協会)がある程度の基準を設けています。
✅ アメリカのヒューマングレード基準
・原材料は100%人間用レベル
・人間用食品工場での製造必須
・製造ラインの衛生基準も食品レベル
日本もこういう基準がもっと厳しくなれば、ペットのごはん選びが安心になりますよね…!
【まとめ】「雑貨扱い」でも、ヒューマングレードなら少し安心
キャットフードが「雑貨扱い」なのは、法律上の分類やガイドラインの甘さが影響しているんですね。
でも、ヒューマングレードのフード なら、少しでも安全性を高められる可能性があります。
ただし、日本ではヒューマングレードの定義が曖昧なので、原材料表示や成分表の確認は欠かせません。
6歳のうちの子みたいに、毎日同じフードを食べる大切な家族にとっては、
「ただの雑貨」なんかじゃなくて、命を支える大切なごはん」 なんです。
「このフード、どこまで信用していいのかな?」
「ちゃんと安全性を考えて作られているのかな?」
そんなモヤモヤを抱えながらも、できるだけ安心できるフードを選び続けたいですよね。

🐾 あなたのおうちの猫さんは、どんなフードを食べていますか?
ぜひコメントで教えてくださいね!✨